小児麻痺は出生間もなく~生後4週の間に多く見られます。
小児麻痺の検査として重要なこと、それは母子記録手帳です。母子記録手帳には妊娠中・分娩中の経過が記載されているので、 赤ちゃんの精神・運動能力の状況を把握することができるからです。そして小児麻痺の疑いがある赤ちゃんは、すぐに身体の身体機能・発達機能を中心に診断されます。
また必要に応じて、CT(コンピュータ断層診断装置)を使って身体の断面を撮影して検査したり、MRI(磁気共鳴画像)を使って脳を 調べたりします。このように赤ちゃんの小児麻痺は総合判断によって診断されます。
小児麻痺の主な症状として、運動障害、つまり運動発達の遅れがあります。身体の動きや姿勢がいびつになったり、胸の骨格が 変形したり、各々の間接部位が硬直します。
普通の赤ちゃんなら生後6ヵ月前後にはちゃんと首が座るのですが、小児麻痺の赤ちゃんは首の据わりが遅く、抱いていても極端に 身体が反り返ってします。そして哺乳瓶でのミルクの飲み方が極端に下手なことが挙げられます。
小児麻痺の赤ちゃんは成長するにつれて、興奮したり緊張したりしたときに異常な姿勢になることが増え、関節の硬直から手足が 余計に動きにくくなったりします。学童期に入ると二次的・三次的障害として背骨の関節も硬くなり、身体全体の動きが硬直してしまう 場合もあります。